ジゴロ

作者:中山 可穂

分类:作品

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关于中山 可穂

中山 可穂

1960年、愛知県名古屋市で生誕。早稲田大学教育学部英語英文科卒業。大学卒業後に劇団を主宰、作・演出・役者をこなすも、のちに解散となる。その5年後に会社員となるが、勤務時間を小説の執筆に費やしていた(日外アソシエーツ『新訂 作家・小説家人名事典』より)。1992年に「ルイジアンヌ」でTOKYO FMによるラジオ番組「ラヴ・ステーション」内企画第1回ショート・ストーリー・グランプリを受賞。翌1993年に、マガジンハウスへ持ち込んだ『猫背の王子』でデビュー。『猫背の王子』は、マガジンハウスへの持ち込み原稿である。当初は小さな出版社へ持ち込んだが、そこの編集者にマガジンハウスの編集者を紹介され、刊行に至ったという(集英社文庫『猫背の王子』解説より)。1995年、「天使の骨」で第6回朝日新人文学賞を受賞。2001年、『白い薔薇の淵まで』で第14回山本周五郎賞を受賞。2002年『花伽藍』が第127回直木三十五賞候補作品となる。2006年夏に、鎌倉から横浜へ拠点を移して活動している(『月刊カドカワ』のエッセイより)。女性同士の恋愛(レズビアン)をテーマにした作品が多いのが特徴。自身もレズビアンであることを公言している。しかし「フェミニズム運動、ゲイ・パレード、新宿二丁目のどれにも興味はなく、小説を執筆している時が一番楽しい」という(集英社文庫『白い薔薇の淵まで』文庫版あとがきより)。猫好きで有名で、サインをするとき、猫のマークの中に「KAHO NAKAYAMA」と書くのが常である。読後に「息をつめて一気に読み終えた」という感想が多く、コアなファンが多いといわれる。著者自身もそれをあとがきなどで記している。

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